カバールーフが向いている屋根・向いていない屋根

カバールーフが向いている屋根・向いていない屋根

カバールーフは便利で人気のある工法ですが、すべての屋根に対応できるわけではありません。
屋根材の種類や劣化の程度によって、向き・不向きがあります。
ここでは、カバールーフに適している屋根と、注意が必要な屋根をそれぞれご紹介します。

カバールーフが向いている屋根

• スレート（コロニアル）屋根
  平らで軽いため、最もカバールーフに向いている屋根材です。全国的にも施工実績が多いです。
• 金属屋根（トタン・など）
  サビが軽度であれば施工可能。コンパネ（木の板）を打ち込んで平らにする工程がスレートに比べて追加されます。
• 下地がしっかりしている屋根
  どんな屋根材であっても下地がしっかりしている屋根にしかカバールーフはできません。下地を確認せずに施工してしまうと後々に内側の腐食などによりかなりの費用をかけて手直ししなければならなくなるので注意が必要です。

カバールーフが向いていない屋根

• 瓦屋根などの平らではない屋根

基本的に平らではない屋根にカバールーフは施工できません。

• 雨漏りや腐食が進んでいる屋根
  下地まで傷んでいる場合は、カバールーフではなく葺き替えが適しています。

まずは屋根診断を行い、下地の状態を正しく把握することが大切です。
診断の結果、カバールーフで問題ない場合は、費用を抑えながらしっかりと屋根をリフォームできます。