屋根塗装の施工の流れ

カバールーフの施工手順を施工実績も含めて解説

屋根塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、塗料の密着度を高めるための下地処理など、いくつもの工程を経て仕上げられます。
ここでは、一般的な屋根塗装の流れをステップごとにご紹介します。

〇「屋根塗装」の施工事例

【スレート屋根　屋根塗装】埼玉県草加市　H I様邸

1. ① ケレン　高圧洗浄
   屋根の汚れやコケ、古い塗膜を高圧洗浄でしっかり落とします。
   この作業は地味ですが塗装をする上でかなり大事な工程になってきます。この下処理が甘いと塗膜の剝がれに直結します。
2. ② 下地処理・補修
   ヒビやサビ、傷みのある部分を補修し、下地を整えます。状態が悪い部分はここでしっかり直しておきます。欠損箇所がある場合にはそこの補修もしていきます。
   棟板金のビス打ちやシーリング（固定剤で板金が浮かないようにする）の工程もここで行います。2ミリから3ミリのヒビ割れもシーリングで補修します。
3. ③ 下塗り
   屋根材と塗料をしっかり密着させるための「接着剤」のような役割を果たす大切な工程です。
4. ④ 中塗り・上塗り
   全体をを2回に分けて塗ります。ここから色もついていきます。2回塗ることで色ムラを防ぎ、耐久性がアップします。乾燥時間もしっかりかけて丁寧に仕上げていきます。
5. ⑤ 最終チェック　手直し
   塗り残しがないか、仕上がりを確認しあれば手直しをします。

屋根塗装の工期は一般的に2～4日程度。
天候によって前後しますが、丁寧な工程を経ることで長持ちする仕上がりになります。